2008年1月 4日 (金)

さよなら絶望先生(11)

絶望した! アニメ化第2弾になるほど市民権を獲得する大衆迎合っぷりに絶望した!

とまあ、そんな感じですか? 作品中でもアニメやらマンガ誌編集システムに対し自家中毒的に毒を吐き続けているわけですが、どことなく前巻に比して強さを増したような。というか前巻が弱くなりすぎているだけだったのか。それを作者が自覚して反動しただけなのか。まあ、よく判りませんが。

いつまで続く生殺し。期待してます。

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さよなら絶望先生 第11集 (11) (少年マガジンコミックス) Book さよなら絶望先生 第11集 (11) (少年マガジンコミックス)

著者:久米田 康治
販売元:講談社
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2007年11月27日 (火)

capeta(15)

熱い熱い。レース終盤で1冊ですよ。かなり燃えたなぁ。まあ、物語としては全然進んでいないんだけどね。

自分はマンガをじっくり読むタイプなので1冊読むのに大体1時間程度かかるのだけれど、本巻が20分程度で読んでしまった。その気になれば10分きるんじゃないのか? まあ読書のファステストラップきざんでもどーでもいいんだけどさ。

次の展開が楽しみである。

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capeta(カペタ) 15 (15) (講談社コミックスデラックス) Book capeta(カペタ) 15 (15) (講談社コミックスデラックス)

著者:曽田 正人
販売元:講談社
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君に届け(5)

相変わらずピュアですなぁ。物語が恋愛モードにシフトしてきているのだが、自分がこのマンガに求めるものは恋愛ではなく友情なもんで「ちょっと違うぞ」と思うところもなきにしもあらずなのだが、まあ現代の高校生を描くにあたって恋愛は避けてとおれないのだろうということも認識はしている。ならば、単に恋愛を描くのではなく、そのことによる友情のありようを描いてほしいな、と。で、いまのところそれは成立しているのかな、と思う。
貞子が風早とできちゃったらその時点で自分は卒業というところですか。

まあ、少女マンガとしては恋模様をテーマとするのは王道なんですけどね。

それにしてもやのちん、カッコイイぜ。

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Book 君に届け 5 (5) (マーガレットコミックス)

著者:椎名 軽穂
販売元:集英社
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2007年11月 8日 (木)

ラルΩグラド(4)

最後までパッとしなかったのは、やはりあまりにも類型的な物語に終始してしまった点だろう。舞台設定をファンタジーにとり、あとは、ジャンプ特有の友情努力勝利に集約される順列組み合わせのストーリー構築。その結果、どこかで読んだことのあるような平凡な話でしかなくなったのではなかろうか。今日び、マンガやライトノベルで嫌になるほど繰り返されているモチーフであるため、よほどの新機軸を導入しない限り読み手の欲求に応えるのは至難の技ではあろうし、そのハードルをどう越えるかがクリエイターの醍醐味でもあろう。それを避けて定型化された既存のシステムをなめるだけにしたという事実は読者もお見通しになるのは必然で、双方吸引力を持たぬままズルズルといってしまうということになる。

見どころは、小畑の超絶画力であるのだが、あまりにも細かすぎてコミックスサイズでは再現しきれていない。正直読みにくくなってしまっている。でき得るならば大判サイズのコミックスに、できないならせめてA5の大人マンガサイズで、発刊してほしかったなぁ。とは思う。

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BLUE DRAGONラルΩグラド 4 (4) (ジャンプコミックス) Book BLUE DRAGONラルΩグラド 4 (4) (ジャンプコミックス)

著者:鷹野 常雄,小畑 健
販売元:集英社
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2007年7月31日 (火)

capeta(14)

相変わらず熱い熱い。以下次巻、乞うご期待。

大河ドラマにつき1冊単位の感想はさらっと。

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capeta(カペタ) 14 (14) (講談社コミックスデラックス) Book capeta(カペタ) 14 (14) (講談社コミックスデラックス)

著者:曽田 正人
販売元:講談社
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2007年7月25日 (水)

さよなら絶望先生(9)

絶望した! アニメ化の声を聞いたとたん毒が弱くなった久米田に絶望した!

絶望した! 同業者や政治、イデオロギーなど、天に唾吐く危なさが減ったことに絶望した!

絶望した! それでも期待して読んじゃってる自分に絶望した!

いや、まあ、結局面白いっつーことなんですけど。

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さよなら絶望先生 第9集 (9) (少年マガジンコミックス) Book さよなら絶望先生 第9集 (9) (少年マガジンコミックス)

著者:久米田 康治
販売元:講談社
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2007年7月 9日 (月)

ラルΩグラド(2)

まあまあ面白い。でもよりジャンプ的だなぁ、と。友情・努力・勝利という構図もそのとおりなのだが、ゲームシステム的というか、メディアミックス展開への色気がみえみえというか。まあ、それでも面白ければいいんだけど、目下のところ作画の魅力に頼りきっているのは否めないだろう。

脚本があまりよくないのだ。世界を構築することの意味に無自覚すぎるように思う。中盤あたりに「この星の生物云々」という科白があったが、はて? この物語において世界=星のひとつという概念が提示されていただろうか、と引っかかってしまった。きちんと読み返していないのでもし間違っていたのならゴメンナサイなのだが、そのような、例えば世界観や宗教観などを住人はどう捉えているのかということを意識的に制御するということが、実は非常に重要なのだ。そこらへんがルーズだと、借物の設定という印象になってしまうのだと思う。

まあ、相変わらずのキョニウLOVEな絵は個人的には大歓迎なので、愉しかったといえばそのとおりなのだけれど、物語的にも満足させてほしいなぁ、とも思う。

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Book BLUE DRAGONラルΩグラド 2 (2) (ジャンプコミックス)

著者:鷹野 常雄,小畑 健
販売元:集英社
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2007年6月25日 (月)

新世紀エヴァンゲリオン(11)

エヴァにハマった人間として、そしていまだにどこか引きずっている部分も否めない人間として、いまだ続く連載に対しては、色々と考える面もあるわけですよ。これがガンダムくらい時間をおくと、懐古的回顧的視点で読むこともできるんだけど、エヴァは自分にとってはまだまだ生々しいんだよなぁ。

貞本版エヴァについては、まさに佳境。これから実にツライ話になっていくわけですが、どうなんですかね。TV版ではなく映画版、つまり本来あるべき姿をトレースしているようではあるが、最終的にはまた「ベツノモノガタリ」になるような気がする。まあ、新解釈映画版も控えていることだし、一人にひとつずつのエヴァがあるとするならば(ちゅーかそういうものだと思うが)、なるべくハッピーであってほしいなぁ、と思わずにはいられない。無類のハッピーエンダーとしては、そう願うばかりです。

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Book 新世紀エヴァンゲリオン (11)

著者:貞本 義行,GAINAX,カラー
販売元:角川書店
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2007年6月20日 (水)

君に届け(4)

今回も泣けました。結局、自分がグッとくる/きてるのは、色恋模様なんかじゃなくて、友情の物語の部分なのね。貞子がやのちずに救われているのと同様、やのちずが貞子によって変わっていっている(手垢がついた鼻白む表現でいうなら「成長している/大人になっていく」なんだけど、そんな簡単にひとくくりにいいたかぁないのよ)ところに、モーレツに泣きツボ押されまくっているのだ。

今回、一瞬ドロドロした話になりそうな感じもあったりしたが、貞子がピュア/天然なおかげで、そういう展開にはならず、自分としてはホッといたしました。

次回、どうなっていくのか。ぜひ、ピュアラブの方向で!

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君に届け 4 (4) Book 君に届け 4 (4)

著者:椎名 軽穂
販売元:集英社
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2007年4月30日 (月)

さよなら絶望先生(8)

手短に。
一番笑ったのはアゴ長キャラ進化への考察。相対化できないと独自の異形化するのはどの世界でも一緒だが、その症例として、アレ(アゴ長)は、ねーだろ、と。いや、逆にアリなのか。いずれにせよ、笑った笑った。

久米田の作風が今回若干変わったような気がしたのが気のせいだろうか。どこかかというと、どの作品でも最終ページの最後の数コマで、ものすごい速い展開でのとんでもない世界/オチ/暴走に発展させて、しかも拾わない。まあ元々そういう感じではあったのだけれど、今回、そのムチャブリ度がひでーな(いい意味で)と思ったもんで。
もしかしたら、アニメ化の影響か? だとしたらどんな影響なんだよ!?

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さよなら絶望先生 第8集 (8) Book さよなら絶望先生 第8集 (8)

著者:久米田 康治
販売元:講談社
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