闇を見つめて
相変わらずミステリーとしては弱い。しかしこの小説はミステリーとしてではなく、アメリカという国でふたつの大戦のあいだにあった普通の人々の歴史を描いているのであり、その視点からすると実に面白いのである。今回は引き続き恐慌時代の中で起こったデモを主役としている。これが実に見事で、ああ、こういうことがあって歴史が動いていったのだなぁ、と本当に読ませられた。
闇を見つめて (創元推理文庫)
著者:ジル チャーチル |
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相変わらずミステリーとしては弱い。しかしこの小説はミステリーとしてではなく、アメリカという国でふたつの大戦のあいだにあった普通の人々の歴史を描いているのであり、その視点からすると実に面白いのである。今回は引き続き恐慌時代の中で起こったデモを主役としている。これが実に見事で、ああ、こういうことがあって歴史が動いていったのだなぁ、と本当に読ませられた。
闇を見つめて (創元推理文庫)
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