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2008年2月 4日 (月)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(3)

なんかシリーズ化してしまって3作目。面白くないわけでもないんだけれど、ちょっと息切れしてきたかなぁ。登場人物が皆イッチャッテル破綻者ばかりという設定で、殺人もバンバンありーの、カニバリズムもありーの、で、もうかなりヤバイ。
で、それって、シリーズ化していく際のインフレ効果によるもののように読めてしまうのだ。アイディアはあってもそれを上手く展開させていくストーリーが追いついておらず、その分、濃いキャラクターで補っているというかね。そんな印象。

そもそもこの物語自体、飛び道具なわけで、主人公の××が悩み成長していく(?)という現在の展開は、ちょっといかがなものかと思わないでもない。

まあ、ひねくれた文体といい、ある意味鬼畜な物語といい、独創的な面白さは他作の比ではない(とゆーか、同様な作品なんかあるのか?)ので、今後どうなっていくのかはナリチューさせていただくこととしよう。

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