武林クロスロード(2)
前作に輪をかけてヒドイね(笑)。暴力表現然り性表現然りもうやりたい放題で、ティーンズのための小説という分野としてのライトノベルの限界に挑戦している、というか、すでにリミッタ振り切って完全にR18小説になっているですよ。はっきり云ってエロエロですよ。読んでいてセツナイデスヨ(笑)。
武侠が好きというのは十分に伝わってはくるけれど(多分確信犯的に)武侠という人間の能力を誤解しているところも健在。表現に現代的な単語が混じってきて雰囲気ポイントを下げてしまう文体も健在。まあそれもこの作品ならではの特徴とも思ってはいるので、割り切っていますけれど。
てな感じで、ああ、今回もヤッチャッテルなぁという感想なのだけれど、でも、だからといってダメな作品でもないんだよなぁ。なんかいいんですよ。怖いものみたさ的な感覚も多少はあるのかもしれないですかね。こうなったら行けるとこまで行ってみてください。
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武林クロスロード 2 (2) (ガガガ文庫 ふ 1-2) (ガガガ文庫 ふ 1-2) 著者:深見 真 |
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