スプライトシュピーゲル(2)
オイレン(2)と読み比べると事件の全貌がより鮮明になるのだろうな、と思いつつ、とてもじゃないがそんな気にはなれないのは、やはりこの独特の文体が読みづらさを助長しているからだろう。一気読みを阻むというかね。特に長編というシステムだと、展開を覚えておかなくてはならないのだけれど、頭に入らないことおびただしく、けっこうツライ。平文で書かれていたら、たぶん面白いエスピオナージ系近未来アクションとして楽しめたんだろう。
もしかして、老化? オワッテル?
スプライトシュピーゲル 2 (2) (富士見ファンタジア文庫 136-9) 著者:冲方 丁 |
| 固定リンク
最近のコメント