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2007年10月22日 (月)

エノーラ・ホームズの事件簿 消えた公爵家の子息

ホームズもののオマージュ作品は世の中にごまんとあるわけだが、これはそんな作品群の中でどのような位置づけにあるのだろうか。ぶっちゃけ、ホームズという名を冠する必然性はない。まあ主人公が逃げ回らなければならない理由、そして才能の根拠(説明理由)を、懇切丁寧に作中で積み上げなくても、読者に対する説明が簡単にできてしまうというメリットはあるのだけれど、それだけが理由というのはちょっとどうかと思う。もっとも今後、シリーズが進む中でどのように根幹に関わってくるのか、ホームズである意味を描かれることもあるだろうし、この件についてはそれをもって判断したい。

さて、それはそれとして、本作。ビクトリア朝(?)時代のライトなミステリーとして、普通に楽しんで読めたのだった。まあ、推理という面が弱いので、推理小説というよりは、冒険小説といったほうがよいのかもしれないが、それもまたよし。ティーンズ向けとしては成功している部類ではなかろうか。続編が楽しみではある。

それにしてもマイクロフトの設定はひどいなぁ。

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