南波と海鈴(1)
百合マンガ専門誌なんつーもんがあるとは知らなかった(不勉強なのか正常なのか。。。)のだが、書店で久しぶりのチャレンジャーっぷりで企画買い。4コマかと思ったら、ショートショートマンガでした。
感想としては、普通。まだキャラクターがいまひとつ立ってなくて、設定とストーリーに踊らされている感じがした。本来、この手のオバカなコメディ(ギャグ?)マンガは、適度な暴走感(適度な暴走って言葉としてヘンだな)が必要で、そのためにもキャラクターの個別化個性化は必須だと思うのだ。読む側も描く側もどちらも感覚として馴染んでいないのだな、まだ。
ただし、その萌芽はないわけではない(関係ないけれど萌芽って萌え萌えな単語だね)。次回以降への期待はある。猫耳の説明もされていないしね。
もひとつ、あとがきで作者が描いていたとおり、3話と4話で絵のタッチが変わっていたのには一発で気づきましたが、それがソフトに準拠するものだとは思わなかったな。多分、トーンなどのエフェクトがよりリアルなマンガ描きに近いということなのだろう。最近、ペンについてもコンピュータついても道具の問題はすっかりご無沙汰だったので、かなり新鮮な驚きではあった。
南波と海鈴 1巻 (1) (IDコミックス 百合姫コミックス) 著者:南方 純 |
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