« 学園カゲキ! | トップページ | ゼランディーヌ―性悪ないばら姫 »

2007年6月15日 (金)

戦国時代のハラノムシ

昔の人の考えることは面白いねぇ。という感じで愉しむ絵解き本で、テイストとしては怪獣図鑑とか妖怪大辞典とか、まあそんなもん。意図的にそういう構成にしているのだろうな、とも思う。

この手の本は、個人的には原典自身にあたるべしという信条/心情なので、こういう再構成版よりは復刻本として発刊してほしいかな、と思うところもある。しかし、とりあえず初心者向けとして簡潔にまとまっているので、これはこれでよかったな。

読んでいて「蟲師」に対する言及が多く、確かにそのとおりだとは思うが、あまりにも云いすぎると、若干の気恥ずかしさを感じないではないシャイな自分(笑)。

九州博物館に行ったとき、ハラノムシシリーズをまったく気にもとめていなかった。というか、気づいちゃいなかった自分に対しては、ちょっとダメじゃん、と反省するところしきりではある。今度行ったときはきちんとチェック&ラーニングですね。ただしいつ行けるのかはわからないけれど。

それにしても、自分、きっと陰虫に寄生されているに違いないっす。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ←CLICK!

戦国時代のハラノムシ―「針聞書」のゆかいな病魔たち Book 戦国時代のハラノムシ―「針聞書」のゆかいな病魔たち

販売元:国書刊行会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 学園カゲキ! | トップページ | ゼランディーヌ―性悪ないばら姫 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 戦国時代のハラノムシ:

« 学園カゲキ! | トップページ | ゼランディーヌ―性悪ないばら姫 »