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2007年6月26日 (火)

銀のエンゼル

あのミスターの「普通」の物語。ここでいう普通とは、日々の生活のちょっとした出来事を淡々と描き出すという生活小説(でいいんだっけ?)ということだ。映画のその後、続編という位置づけのため、登場人物は基本的にアテ書きであり、ゆえにその顔を思い浮かべながら読むことになるのは当然の帰結だろう。特にそれが裏目に出るというものでもないし、より明快な脳内映画として読むことができた、ということでいいだろうか。

ま、ただ、大泉さんだけはあまりにも個性が強烈というか、自分の中での思い込み/思い入れが強いのか、絵として出すぎ。それは、どうでしょう?(あ、別に狙ったわけではないんですけど。。。)

ともあれ、小編といってよい長さもあいまってあっさりと読み終え余韻を楽しむことができた。

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