ギロチンマシン中村奈々子 (学級崩壊編)
シリーズ2作目。日日日らしい成長痛小説で、本作はロボットと人間というココロの存在を問うにはあまりにも典型的な設定であるため、アイデンティティ追求へのモティベーションは実に直球であると思う。もっとも、その表現(言葉選びのセンスや今風のツッコミ文体など)がいつもどおりとは云え破天荒なせいで、非常にアクロバティックなライトノベルになっている。でも、結局は直球。そんなお話であった。
これが日日日の作風ということは判って読んではいつのだけれど、正直のところ最近ちょっとお腹一杯かなぁ、食傷気味かなぁ、と思わなくもない。
ギロチンマシン中村奈々子 (学級崩壊編) 著者:日日日 |
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