メイド刑事(4)
なんか身体が馴染んでしまって素直に楽しんでいます。直球ストレートでひねりまったくなしの物語も、冷静に(あるいはいつものようにヒネた見かたで)考えれば、もう少し緩急つけたり伏線を張ったりしたほうがいいんじゃないのか、とか云うところなんだけれど、まあそういう形式の物語じゃないということは折込み済みだし、シンプルであるが故に、スピード感やダイナミズムが生まれているだし。
そういう意味では、メイドであるという作品本質部分でのアイデンティティについても実は曖昧で、現在の萌えのトレンドだからというところでしかいい表せないところも変わっていないのだけれど、それもまたひとつの「待ってました!」的な流れで楽しんじゃっている自分に気づくあたり、いやホント、慣れ親しむことって大事だよね。
5巻目が待ち遠しいかぎりです。
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メイド刑事4 著者:早見 裕司 |
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