« ロリヰタ。 | トップページ | 世界の中心、針山さん »

2007年3月28日 (水)

鉄子の旅(6)

普通とは異なる視点での旅は基本的に面白い。今一番熱いとされている(?)鉄モノとして、こういう旅の楽しみ方もあるのだということを知ることができたのが、自分にとっての一番の収穫でした。あと、「テツ」の生態について学んだという、生物学的見地での興味深さも十分にあったですねぇ。

自分は鉄道に対して過度の思い入れはなく、知識を増やしてそれを悦びとするような考えもない。その点において自分はテツではないんだなぁ、ということは再認識したのですが、しかしだからといって鉄道による旅は嫌いではないし、例えば蒸気機関車に乗る等のそれ自体がイベントになり得る関わりについてはけっこう企画したりもするわけです。そこまでを捉えるならば、自分もまたテツ気質なのかなとも思いますが、それは拡大解釈過ぎるかな? まあ、旅好きならば多かれ少なかれ鉄道を意識せざるを得ないということでしょう。

しかし、全巻を通して、やはり主人公の性格は好きになれなかったですねぇ。自己の興味の対象外に対する極度な無関心さ無神経さについては、自分とは極北の存在。多分、そばにそういう人がいたらキレテシマウカモ。というのは云い過ぎかもしれないけれど、とにかく、ダメなんだよね。今巻においては韓国編でその印象が顕著で、この人はなんでそこまで新しい知識や経験を得ることについて鈍感でいられるのだろうとかなりイラついたりしました。マンガの登場人物について怒ってどーするのよ、と我ながら恥ずかしかったんですが。まあそういう自分とはまったく異なるスタイルの生きかたをしている人もいるんだなぁという感慨はありましたが、ね。

ともあれ、旅心をいたく刺激するマンガであったことは確かだし、今もどこかに行きたくていてもたってもいられないのも事実です。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ←CLICK!

鉄子の旅 6 (6) Book 鉄子の旅 6 (6)

著者:菊池 直恵,横見 浩彦
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« ロリヰタ。 | トップページ | 世界の中心、針山さん »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鉄子の旅(6):

« ロリヰタ。 | トップページ | 世界の中心、針山さん »