スプライトシュピーゲル(1)
そして、かくして、もうひとつの、シュピーゲル。ですわーーーー。
オイレンよりさらに読みにくい文体。記号修飾だけではなく、ルビ修飾までも。正直キビシイっす。追いきれないっす。ストーリーはそれなりに面白いのかもしれないけれど、楽しめるまでに身体がついていかないっす。歳? 歳なの!? 一話はさほどに長くはなく、本当にひとつのエピソード(というよりも事件か)が発生し出撃し撃退する。というだけで、伏線もフェイクもない。そういう意味ではすごくストレートな構成なんだけどね。まあ、慣れればそんなにつらくもないんだけどね、ってオイレンの感想でも同じ事いってたな、自分。
物語的にはやや時代を遡っての物語ということになるのだろうか。ただ、より権謀術数色が強くなっている気がする。それも単に話を(意図的にだろうとは思うが)膨らませようとしていないせいで、少女たちの後ろでおこっている事件が目立つせいかもしれないね。
またSFスーツじゃないってのもマイハート=↓。それはどーでもいいか。
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スプライトシュピーゲル 1 (1) 著者:冲方 丁 |
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