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2007年1月13日 (土)

真田十勇姫!

正直、自分のテンションが本書についていけるかどうか不安なまま、出オチ地口オチなタイトルのあまりのバカっぽさに一縷の望みを賭けて(?)トライしてみたんですが。。。。。空振り。
「女の子がたくさん登場して主人公の男の子につくす“だけ!”」という最近のライトノベル(に限らないけれど)の典型主流そのままの話でした。

これまで折につけ何度も主張(ちゅーか意固地に強弁)してるとおりなのだが、自分は「DT的発想による男に都合のいい話」が嫌いなのですよ。男に対しても女に対しても不遜でしょ? そして精神が閉鎖的でしょ? だから「ご主人様」的な話は、本当に許せない。のだけれどまあ、だからといって絶対に読まないというわけでもなくて、そこに作品としての独創性であったり高文章力であったりがあれば、もちろんきちんと堪能するし評価もするのです。

と、そういう前置きを書くということは、本作が(よくない意味で)フツーであったということです。ストーリーや設定も、ありがちなパーツを順列組み合わせで並べただけの感じ。最大公約数的パッチワークの刹那的娯楽小説は、あたかもとりあえず及第点であれという最近のハリウッドエンタテイメント映画の製造技法のような印象でした。
登場するヒロイン群も、年上のお姉様からロリ、ツンデレと、マルチ受け可能な取り揃えだけれども、書き分けはされておらず、単に設定上分けられているだけの様子。単に「各種萌え点配置しました」だけです。文章的にも、オノマトペ擬音が多い半面、地文が足りないせいか、状況がよく判らない。あるいはこの文章ヂカラが弱いせいで、ストーリーやキャラクターの個性が弱く感じるのかもしてない。

ま、敵味方が非常にゆるくて巨悪(あるいはラスボス的存在)が実は存在していない。というというノンキな雰囲気は結構面白いんだけれどねぇ。

残念賞ぅー。

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真田十勇姫! Book 真田十勇姫!

著者:馬場 卓也
販売元:ソフトバンククリエイティブ
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