マリア様がみてる クリスクロス
祐巳とドリルの大きな物語は依然解決せず、今回も超強力な引きのまま次回持ち越し。うわーん、また蛇の生殺しだよ。といいながらも話は動いており、瞳子ファイト! とドリル推しの自分は大いなる親心で事の行く末を見守るのでありました。
しかし、今回はそんな大きな、そしてディープな状況を引きずっているせいかのかどうかは判りませんが、表面上のエピソードである、バレンタインの宝探しはちょっと浮ついていたかなぁ、あまりまとまっていなかったかなぁ。と思いました。まあ、生徒全員が甘いチョコの香りに酔った状態の話だからしかたないんじゃ? と好意的に解釈いたしますが。
ひどいなぁ、と思うのは由乃さんの扱いですかねぇ。巻を重ねるごとに(リリアン内での)評価が地に落ちて行くような感じがするんだけれど。まあ、自分脳内評価とは違いますけれどね。マリみてファンの方々のお気持ちも同様かしら?
今回のピンポイント攻撃は、冒頭の祐巳と祥子のチョコ交換のときの会話でしょ? やっぱ! ちょっとお前たち! 行きつくとこまでいっとるんちゃうか!? ちゅーぐらいのユリい科白。なるほどそうか、ツンデレとして祐巳セメ×祥子ウケだな! とか、そんな、あらぬ&いらぬ妄想をグルングルンさせてしまうのでした。とかそんなことばかり考えてるとですね、由乃さんから「一人で大人にならないでよ」とか注意されちゃうわけですねぇ。え? そういう意味じゃないって? すみません。(アホな感想だね、どーも)
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マリア様がみてる (クリスクロス) 著者:今野 緒雪 |
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