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2006年10月21日 (土)

ギロチンマシン中村奈々子―義務教育編

強力なネガティブ(残虐と諦念)&ポジティブ(希望と挑戦)が渾然一体となった相変わらず日日日節炸裂。な話ですね。萌え設定を意識したプログラムライトノベルではあるのだけれど、饒舌な文章力と、成長痛的シンパシーによって、吸引力を醸し出している。いや、つまり、面白かったってことです。

表面上、ロボットの物語ではあるのだけれど、実際には、いつものとおり人間の物語でしかない。というか、常に人間の物語/生きる意味について、考えているのだろう。正直、ロボットである必要はない(本人もあとがきで言い訳しているけれど)し、SF的には設定が甘すぎるだろうけれど、それはこれが空想科学としての、センスオブワンダーを追求するための、SFではないせい。ライトノベルというジャンルの王道(でもないけれど)だからなのだ。

後半、話を急ぎすぎ、はしょりすぎのきらいはあれど、それはまた疾走感でもあるので、痛し痒しなんでしょうか。

それにしても日日日って、本当に肉体の損傷に対するこだわりがあるんだろうか。

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著者:日日日
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