クマムシ?!-小さな怪物
久しぶりに生物魂をくすぐられたよ。実にインタレスティングかつエキサイティングな一冊だったなぁ。はじめは割と硬めの文章だったのが、研究の(というよりも観察実験だな)記録を記す中盤以降は、筆者もノリノリで、ああ、楽しんでいるんだなぁと、気分が伝わってくる。クマムシの生態を俯瞰しつつ、研究者としての探求心と遊び心が文章に現れ出てきていて、「そうそう、そうなんだよ」と、思うことしきりでした。
クリプトビオシスという単語を覚えた。自分も隠遁生活したいなぁ、と思った。もっとも干からびたくはないけれど。それにしても、クマムシ。可愛いヤツだね。自分も探してみたくなったっす。顕微鏡どこにしまっておいたかなぁ。
それにしても、この本、自分が買ったのは第2版だったんだけど、初版から4日後なんですよ、大評判なんだかねぇ。
クマムシ?!―小さな怪物 著者:鈴木 忠 |
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