水木しげるの日本妖怪紀行
妖怪解説書のような妖怪エッセイのような、あるいは妖怪探索ガイドのような、曖昧なポジションの、それこそ妖怪的な本で、曖昧な分だけ、機能としてはどれも帯短襷長なのだが、そこがいいのだなぁ。と思った。うだるような夏の夜のナイトキャップ的な読み方が楽しめる本であろう(夢に出てきそうだけどね)。
しかし、自分はあまり妖怪に詳しくないんだけど、と思いつつ読んだのだけれども、意外と「あれ、これも知ってる。聞いたことある」みたいなヤツが多くて、いろんな本を読んでいるうちに結構刷りこみされているのだなぁ、と我が事ながら感心してしまいました。
あと、自宅近所にも妖怪スポットがあることが判って、おお! と思いましたよ。近いうちに行ってみよう。昼間にだけど。
水木しげるの日本妖怪紀行 著者:水木 しげる,村上 健司 |
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