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2006年8月28日 (月)

ヴィンランド・サガ(1)

未来の次は過去の物語ですか。自分としては、SFマインドを描ける人には正調SFを描いて欲しかったなぁ、と思わないでもないが、まぁ、それはおねだりですからね。
熱くて無骨なヴァイキングの物語ではあるが、作者らしい冷めた視点は感じられて、そこらへんは既出の他作品との差になっているな、と思う。まだ、出だしなので巻を重ねるごとに方向性もみえてくるだろうし、完結後にこそ感想を云うべきなのだろう。ゆえに、今は、単純に表面的な感想にとどめておくことにする。

しかし、こんなにハードな物語(ストーリーとして、ということでは、ない)を少年誌で連載ってのはすごいなぁ、と思うね。アフタヌーンとか、もっとディープなマンガ読みを対象とする雑誌にふさわしいような気がする。まあ、案の定。なんだけど。

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