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2006年8月25日 (金)

へうげもの(3)

いよいよもって話が、歴史が、時代が、大きく動き出していく。時代絵巻的マンガとしてはどんどん面白くなっていく。ただ、当初の物欲イェ~。なへうげもの達の奇矯の描写は減ってきており、その分、自分としては寂しさを感じ得ないのだ。

物語としてどうなっていくのかは判らないし、だからこそ興味津々なのだけれど、どうやら、粋と愚直の相克による日本の思想観を描き出す方向に進んでいきそうな予感がする。というかそうなって欲しいなぁ。と思うな。

へうげもの 3 (3) Book へうげもの 3 (3)

著者:山田 芳裕
販売元:講談社
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» 桑田忠親『茶道の歴史』(講談社学術文庫) [へうげもの official blog]
「……私が終戦直後に『古田織部』といううすっぺらい本を書きまして、それを或る文科大学の先生に差し上げましたところが、葉書で礼状が来ました。見ると、”吉田織部、をありがとう”と書いてあったので、少々がっかりしました。吉田織部じゃあね。なるほど、字は似ていますが、ちょっと情けない気がしたんです」(上掲書「第三章 茶道の発展 ー織部と遠州ー」より)  『へうげもの』副読本のご案内、その三にて候。  桑田忠親(敬称略・1902〜87)は、  茶の湯にも非常に造詣が深い戦国... [続きを読む]

受信: 2006年9月 2日 (土) 12時25分

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