お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文
ちょっと不思議な日常を描いたお話で、特に大きな事件が起きるわけでもない典型的なエブリデイマジック。雰囲気はけして嫌いじゃない。ただ、あえて云わせてもらうと、これはライトノベルとして出版するのではなく、児童向けメルヘン小説として出版すべきものでは? なんかライトノベルのレーベルにすることで対象読者を微妙に誤ってしまっているような気がするのですよ。それとも今のライトノベルの対象者層って児童書とイコールなのか? まあ、深くどうこう思ってるわけではないのだけれどね。
あと、ヒロインの性格と行動と言動がどう見ても高校生じゃないよね。物語の構造設定としては、どうみても小学生から中学生低学年だと思うんだけどな。あるいは、もしかして、当初書かれていたのはそのくらいの年齢設定だったのが、ライトノベルで出版するにあたって年齢を引き上げたのかも。推測ですが。
まあ、そんな感じの小説でした。
お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文 著者:篠崎 砂美 |
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