AQUA(1)~(2)
はひー。
アニメ「ARIA」にすごくはまったので、いつか原作も読まずばなるまいと思っており、ようやく、とりあえずこちらから読了。うん、よかった。未来の話であるにもかかわらず、全編に流れる「懐かしさ」が実に心地よい。
世界観設定としては実はゆるくて、世界として成り立たねーだろ? と思うところもあったりするが、ハードSFじゃあないので全然オッケーである。むしろ、ひとつの寓話のように読み取っていくべきなのかもしれない。
実は、(アニメも含めて)どこかなんとなく終末的ムードを感じてしまっているのだが、それは水没世界(本当は違うんだけど)という設定が「ヨコハマ買出し紀行」を連想させるせいで、この話はバックグラウンドはそんなに重くはない。が、地球はかなり痛めつけられてる様子なので、まあ完全にハッピーな時代ではないようですな。
ともあれ、水と不思議に満ちた世界での愛しい人たちの日々を眺めるというのは、幸せなんだと思うよ。(←恥ずかしいセリフ禁止っ!)
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AQUA 2 (2) 著者:天野 こずえ |
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AQUA 1 (1) 著者:天野 こずえ |
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