« ZOO(1)~(2) | トップページ | 面白南極料理人 笑う食卓 »

2006年5月29日 (月)

学校の階段(2)

まあそれなりに楽しんだといえばそのとおりなのだが、1作目で感じた違和感、「階段部活動・イコール・悪行」という設定に対する「そんな目くじら立てる程の事かいな?」という感想を払拭することはできなかった。廊下を走るって、そんなに危険でも迷惑でもないだろ? 現実にあったとして。

その違和感が作品全部の違和感にまで波及しているのか、たかが高校の生徒会活動で権謀術数もないよなぁ、みたいなところまで思いがいってしまってなんか妙に褪めてしまった。ま、そこまで否定しちゃうと学園モノライトノベル全てを否定してしまうので、あまり追求はしないが、ひとつのズレが及ぼす影響は思いの外大きいなあということだ。

他にも、エピソードをほったらかしにする勿体なさも相変わらず。「女神委員会」なんかはそれだけで1エピソードいけると思うのに、全然活用しないし、副校長の篭絡に対する理由もないまま捨て置きだし、伏線をきちんと拾ってほしいんだよね。

全体にアンダートーンだよ。ヘンに何故階段部をはじめたかという湿っぽい前日譚が長々と続いているんだから、今を描いている部分はもっとバカバカしいまでにスコーンと突き抜けてほしかった。

1冊長編じゃなくて短編集のほうが向いているのかも。3巻目はどうしようか、様子見かなぁ。

学校の階段2 Book 学校の階段2

著者:櫂末高彰
販売元:エンターブレイン
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« ZOO(1)~(2) | トップページ | 面白南極料理人 笑う食卓 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 学校の階段(2):

« ZOO(1)~(2) | トップページ | 面白南極料理人 笑う食卓 »