スイス・アルプスを撮る
そんなに厚い本でもないのに、そして文章も少ないのに、読むのにかなり時間がかかってしまった。それは写真を読み解くという作業をしながらゆっくり読んでいたせいである。スイスをモデルとした山岳風景写真の撮りかたを実に論理的に解説してくれている。露出補正や画角、シャッタースピードなど、数値の違いによる仕上りの差をきちんと作例として示しているのが、実に勉強になる。面白い。
自分は山岳などの自然風景よりも街中の日常風景が好みなのだが、すべからく応用できるテクニックのオンパレードにカメラを持って街に出たくなるのであった。久しぶりに撮影旅行に行きたいぞ。
あともうひとつ勉強になったのはスイスでは雨具を上下同色にしないっていう薀蓄かな(笑)。
スイス・アルプスを撮る―やさしく学ぶ写真教室 著者:小川 清美 |
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