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2006年2月19日 (日)

熊の場所

舞城王太郎は、いったいどこに行こうとしているのか判らないけれどとりあえず子どもやらなんやらの成長痛的な不安をウワーッとなりながら書いているので、セカイ系なんていわれちゃってるけど、それはそれでいいんじゃないって思いながら、でも違っげーよとひねくれてみたりする(のは読んでいるオレ?)ので、純文学なんだかエンタテイメントなんだか。っていうかそんなジャンルわけって必要?いやいや読んでくださってそれだけで感謝感謝なのだ。そうか?

自分としては、あまりにも自傷的な少年少女たちが痛々しくてちょっと読むのがつらい。でも面白い。今そこにある(ささやかな?)希望がある書き下ろし「ピコーン!」がよかったな。正義はないけど性技はあるぞよ、みたいな(ダジャレかよっ!)。いや、どんなにお下劣下品でもしっかりと見据えればそこに世界の真理はあるのだよ。ね!

というわけでまたまた文庫落ち後の初読で「いまさらぁ~」な感想でした。

熊の場所 Book 熊の場所

著者:舞城 王太郎
販売元:講談社
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» 熊の場所 [羊の迷想]
著者: 舞城 王太郎 タイトル: 熊の場所 舞城王太郎を読むのは、2冊目である。 先ず、読点がない。一体どこまで続くのだろうかという文体。そういう文体でありながら、文章にリズム感があるのが不思議。 次に、暴力。相変わらず過剰なる暴力。熊の場所では、僕の... [続きを読む]

受信: 2006年2月26日 (日) 12時11分

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