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2006年1月12日 (木)

ぴよぴよキングダム

 タイトルの癒し系な感じにほだされて購入してみたが。
 正直な感想として、楽しめなかった。宇宙ひよこ(高次元生命体)との共生というアイディアは、ビジュアルの面白さとして単純にいいな、とは思うが、いかんせんストーリーが追いついていない。設定がアッパー系のバカなのにも関わらず、主人公達の屈託さ加減はあまりにもアンマッチ。しかもその原因があまりにも些細でリアリティがないのがさらに減点。あまつさえクライマックスに活劇を入れるってのもこの作品に相応しいのか? 自分の感覚からすると、この設定からだったらもっとスラップスティックギャグに持っていくべきだと思うのだが。あるいは登場人物の内省をやりたいのなら、チャカつかない話にすべきだと思うのだが。

ももっとも本当に駄作なら感想は書きませんからね。ヒロインに萌え要素がまったくない潔さはあるな(それともこれが今、世に云うツンデレって奴か? 自分にはそこらへんよく判らんとです)。
 2巻もすでに購入済み。どう変化展開していくのか。楽しみではある。

ぴよぴよキングダム Book ぴよぴよキングダム

著者:木村 航
販売元:メディアファクトリー
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